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韓国関連
地域別に見ると、ソウル市内はほとんどが時給4500-5000ウォン(約400-→440円)で、まだいい方だ。ソウル市江南区内には時給6000ウォン(約533円)のコンビニもあった。
しかし、ソウルを離れると状況は一転する。光州広域市内のコンビニなど14店の時給は3300-4600ウォン(約290-410円)台だった。済州市内(5店)は3500-4400ウォン(約310-390円)、議政府市内(28店)は3500-4860ウォン(約310-430円)、仁川市(18店)は3800-5000ウォン(約340-440円)台だった。
地方に行くほど「法定最低賃金」はそれこそ「遠い国の基準」で、地元のコンビニ店主たちが時給をほぼ横並びに設定する「町内時給」が法律より幅を利かせている。
議政府市内のあるコンビニ店主は「この辺では店主が時給4300ウォン(約380円)くらいに知り合い同士でバイト時給をそろえている」と語った。光州広域市西区内のコンビニで時給3300ウォン(約290円)で働く大学生(23)は「店主が『最低賃金なんてソウルだけの話』と言った」と言う。
■「試用期間と称して時給ダウン」
夏休みなどに1-2カ月しか働けない学生たちに「仕事に慣れるには少なくとも3カ月はかかる」と言って時給をさらに下げる店も少なくなかった。
ソウル市江西区内のパン屋で働く大学生(18)は当初、時給が4860ウォン(約430円)だと聞いてバイトを始めた。ところが、初日の「時給交渉」で店主は「最初は仕事の効率が落ちるから…」と言って1カ月目は時給4200ウォン(約370円)にすると告げた。この大学生は「近所の別のベーカリーチェーン店は時給4900ウォン(約440円)だが、見習い期間の3日間は無給だとも言った」と話す。
韓国の労働基準法では労働契約期間が1年以上の場合は試用期間を設け、最低賃金の10%をカットできることになっている。しかし、短期アルバイトに対し試用期間と称して賃金をカットするのは法律違反だ。
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